プラスチック製ストロー廃止 実験始める 「ガスト」
2018年10月9日 4時41分

プラスチック製ストローの廃止を、国内の外食大手として初めて打ち出した
「すかいらーくホールディングス」は一部の店でストローを撤去する実験を始めました。
プラスチックごみの削減に向けた動きが、日本の外食業界でも本格化しています。

ファミリーレストラン最大手の「すかいらーくホールディングス」は東京都内にある
「ガスト」の一部の店でプラスチック製ストローの廃止に向けた実験に乗り出しました。

ドリンクバーの棚からストローをすべて撤去し、
客から「使いたい」と申し出があった場合に限って提供しています。

会社は、実験により客の反応やストローを希望する人の割合などを把握したい、としていて、
ことし12月にはガストのすべての店でプラスチック製ストローの提供を取りやめる予定です。

そして再来年にかけて国内外のおよそ3200に上るグループの店すべてに広げていく計画です。

広報担当の柴田俊一さんは「プラスチック製の提供はやめるが、ストローを希望するお客様もいるので、
プラスチックを使わない代替品の検討を進めたい」と話していました。

プラスチックごみの削減に向けたストロー廃止の動きは欧米の企業が先行しましたが、
外食大手の「デニーズ」や「大戸屋」も同じような実験を行う方針で、国内でも対応が本格化しています。

NHK NEWSWEB
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181009/k10011663831000.html