>>765
半島情勢が絡んでる。

半島で新羅・百済が力を付けてくるなかで、列島の各勢力が
これを見逃すことはない。
出雲は、地理的に近い新羅に接近。交易で力を付ける。
奈良は、逆に百済に接近し、交易して力を付ける。
(この時、後の大和朝廷と百済の特別な関係が生まれる。)

この国際政治・経済の地殻変動が、それまで大陸・半島との交易を
独占することで覇を唱えていたやまと(邪馬台)の力を削いで行く。

3世紀の倭国大乱で、奈良がやまとの覇権を奪い、4世紀に入る頃
華北が混乱し朝貢秩序が崩壊した隙に、やまと(邪馬台)を亡ぼし、
その名も奪う。

なお、半島における新羅・百済の統一も、この朝貢秩序崩壊の隙に
起きている。