心理学者の河合隼雄の日本神話についての本を読んでるんだけど
その中で、心理学の概念の母権意識と父権意識とアマテラス、スサノオを
結びつけてるね。
邪馬台国の卑弥呼の話はまさに父権意識による混乱を母権意識によって収束させた
というお話。で記紀の編纂者の持統天皇の時代は大化の改新、白村江、壬申の乱と
倭国大乱と重なるような大きな動乱を経た後の時代で、卑弥呼と自分を重ね合わせていた
面があるのかもしれない。