生態系への影響が問題視される微細なマイクロプラスチックを東京都と大阪府の河川や東京湾などで調べた結果、35カ所中34カ所から検出され、汚染が広がっているとの結果を環境関連ベンチャー企業ピリカ(東京)が12日、発表した。種類別では人工芝の破片が多く、肥料を入れて農地にまく微小カプセルも確認された。

 マイクロプラスチックの削減対策を巡っては、ストローの廃止やレジ袋の有料化といった動きが出ているが、小嶌不二夫社長は「違う種類のプラスチック製品も流れ出ている」とし、さまざまな製品を対象に対策を取る必要性を指摘した。

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