>>814
http://www.e-kujira.or.jp/whaletheory/miura/1/
 投稿者はバイオプシー標本を採集すればよいといっていますが,鯨類資源調査
の実態を理解しないで,反捕鯨勢力の主張を鵜呑みにしているだけです。反捕鯨
国のオーストラリアとニュージーランドが,今年 JARPA に対抗して,非致死的
調査をするべく,多額の調査費を使い,大きな調査船を仕立てて,大勢の調査員
を乗せて,南極海に出掛けましたが,クロミンククジラは沢山発見したにも拘ら
ず,このクジラのバイオプシー標本は 1 頭も採集できませんでした。バイオプシ
ー標本が得られたのは,動作の鈍いザトウクジラ 64 検体と,大型で背中を水面
に出す時間が長いナガスクジラ 1 検体だけでした。自然条件の厳しい南極海で,
敏捷なクロミンククジラに接近するのは,極めて困難です。非致死的調査と言
うだけは易しいですが,現実の実行はそう甘くはありません。野外調査には,実
行可能性を現実的に理解することが大切です。