ESAはEU各国が主体となって形成している、欧州の国際宇宙機関。
各国が出資している。
中心はフランスであり、ドイツがこれに次ぐ。

ロケット発祥の地であるドイツも、第二次大戦の反省から
なかなか独自ロケット開発ができず、フランスに中心を奪われた。
それに比べたら、日本は上手くやったな。

日本(JAXA)と欧州(ESA)は、いろんな協力関係にある。
NASAと異なり、宇宙開発技術や実績は、似たようなレベルにあるからだ。
はやぶさ2では、着陸探査機(ランダー)の提供を受けた。

MMX(火星衛星フォボス&ダイモスのサンプルリターン計画)でも協力する。
これは日本の探査機。

カリスト(ファルコン9同様の着陸回収ロケット試作)でも協力する
着陸可能なメインエンジンなどを日本が提供する。

深宇宙ゲートウェイ計画という、アメリカを中心とした月周回国際宇宙ステーション計画でも、
日欧は協力する。日本が有人月着陸船を提供する構想だ。

仲良くしよう。