爽やかな秋晴れに恵まれた14日、兵庫県内各地で行楽イベントが開かれた。
スポーツやグルメ、アウトドアなどをテーマに多彩な催しがあり、会場は秋の一日を思い思いに満喫する多くの人でにぎわった。

職人技を紹介する「神戸マイスターフェスティバル」が14日、JR神戸駅南のデュオドームで開かれた。
実演ステージや展示、商品販売に多くの人が訪れた。

神戸市は1993年度から、多彩な分野で卓越した技術を持つ人を「神戸マイスター」と認定。
フェスはマイスターでつくる交流会などが、技術をアピールする場として開き、11回目。

会場には洋菓子、掛け軸、ケミカルシューズなどの15ブースが並んだ。
ステージでは、フルーツカットやマジパン細工など、熟練の技が披露された。
日本料理の大田忠道さんらによる巨大マグロの解体ショーでは、見事な手さばきに拍手が送られた。

新たな神戸マイスターの認定式もあり、紳士服の足立直樹さん、婦人帽子の大平千鶴子さん、西洋料理の中田肇さんの3人が神戸マイスターに、農業(野菜)の藤原和幸さんが神戸アグリマイスターに選ばれた。
藤原さんは「50年以上、野菜を作ってきた。今後は若い世代の手助けをしたい」と語った。

写真=マグロの解体ショーを真剣な表情で見つめる人ら=神戸市中央区、デュオドーム
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