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佐賀県上峰町では、ふるさと納税で集まった寄付金を使って、小中学校の給食に最高級の佐賀牛を使ったすき焼きがふるまわれ、子どもたちが地元の食材を楽しみました。

佐賀牛を使った給食は、上峰町が昨年度、ふるさと納税で全国で4番目に多い66億円余りの寄付金を集めたことから実現しました。

このうち、上峰小学校では、最高級のA5ランクの佐賀牛を使ったすき焼きのほか、ごはんや白和え、ミカンに牛乳とすべて佐賀県産の給食が提供されました。

そして、給食当番が合図をすると子どもたちは一斉に食べ始め、「おいしい、おいしい」ととろけるように柔らかい牛肉を口いっぱいにほおばっていました。

上峰町教育委員会によりますと、15日はおよそ900人分の給食のため80キロの佐賀牛を用意したということで、ふるさと納税をした人には、子どもたちからのメッセージを添えた手紙を届けることにしています。

上峰町ではことし12月と来年3月にもふるさと納税を活用した特別な給食を提供する予定で、男子児童は「ふるさと納税の寄付をしてくれたからおいしいご飯が食べられると思います。おかわりしたいです」と話していました。

2018年10月16日 13時33分
NHK NEWS WEB
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