イギリス議会は大麻とゲートウェイの因果関係を検証委員会で検討した。
しかし、多くの研究にも関わらず因果関係の証明は困難だった。
・「われわれには大麻のゲートウェイ理論を支持するいかなる証拠も発見できなかった。」
英国議会報告書
http://www.publications.parliament.uk/pa/cm200506/cmselect/cmsctech/1031/103107.htm
2005年のイギリス国会下院科学技術委員会の報告書は、様々なドラッグや
ゲートウェイ理論に関して幅広く考察、イギリス国立薬物乱用センターの
ストラング博士は、「(大麻をゲートウェイとする同じ論旨では)小学校に
行くことはヘロイン中毒患者になるゲートウェイですが、そこに何らかの
つながりを見出そうとは誰も思わないでしょう。」と語っている。
また、薬物乱用諮問委員会会長の マイケル・ローリンズ卿は「若い頃の
ニコチンやアルコールの使用は、続く薬物の乱用に対してカナビスに比べ
はるかに広い入り口である。」と語っている。
同報告書は、「われわれには大麻のゲートウェイ理論を支持するいかなる証拠も
発見できなかった。」と結論付けている。