>>730

ヨーロッパの中では大麻に対して不寛容なスウェーデンの報告に、酔っ払い運転の疑いで血液検査を受けた人の使用ドラッグ別の割合が掲載されていた

それによると、血液検査をうけたドライバーの60%近くがアンフェタミンに陽性反応を示し、THCについては20%の人が他の違法ドラッグと一緒に検出されているが、
THCだけが陽性となったケースは4%のみになっている。
また、すべての規制薬物に陰性だった人の割合は15%で、アルコールのリミットを越えたドライバーは30〜50%となっている。

このデータで興味深いのは、単独では酔っ払い運転の疑いをかけられる人が非常に少ないことだ。
酔っ払い運転の疑いをかけられても何のドラッグも検出されなかったドライバーが15%もいることを考えればチェックは相当厳しく行われているはずで、
それにもかかわらず、大麻使用単独では疑われずに検問を通過している人が実際には少なくないのではないかと思われる。
取り締まり側から見ても異常だったり危険な運転をする風には見えないという事だろう。


大麻それだけでハイになっている人は、アルコールで酔っている場合とは違って、自分自身が大麻の影響下にあることが冷静に自覚出来ているので自然に自分の行動を調整しようとする。
実際、大半の人はハイがピークの時は、自分の時間や空間の感覚がいつもと違っていることがわかっているので、
たとえ運転に重大な障害になるとまでは感じなくとも、より慎重になって自動車を運転しようとしなくなる傾向がある。