>>742

無知による浅知恵でいい加減な妄想を書き込んではいけない。

ポルトガルの薬物政策は以下の理念に根差している。

ポルトガルは、全ての違法薬物使用を2001年に非犯罪化して、
投獄するより教育、啓蒙、説得で、 再犯を減らし社会復帰を促す政策を始めた。

違法な少量の薬物の所持が見つかった人を警察官は逮捕せず、違反切符を発行する。
この違反切符を受け取った人は、刑事司法制度の外で活動する管理審査団の
『説得して思いとどまらせる委員会』に出頭しなくてはならない。

審査団は、2人の医療従事者と1人の弁護士から成り、個々の状況を検査し、治療の紹介、
問題の罰金を払わせるか、または他の非刑事罰を課すかどうかを決定する。

薬物依存者は病人であると考えられ、必要なのは投獄よりもヘルスケアである。

ポルトガルの薬物政策調査報告・2014-2015年
http://repository.ris.ac.jp/dspace/bitstream/11266/5735/1/%E4%B8%B8%E5%B1%B1%E6%B3%B0%E5%BC%98.pdf

【1】国際的な薬物問題に対し、適切で効率的な国際的および欧州の方法に寄与すること。
そして、それは需要と供給の減少に注意を払い、輸送(密輸)とマネーロンダリングには厳しい態度で向かうこと。

【2】薬物とその使用に関する現象そして特定の薬物の危険性について、予防の観点から、
よりよい情報をポルトガル社会に提供すること。

【3】特に若い世代の薬物使用を減少させること。

【4】薬物依存への治療と社会復帰(social reintegration)のために必要な資源を保証すること。

【5】公衆衛生および人ならびに財産の安全を守ること。

【6】違法薬物の輸送(密輸)とマネーロンダリングを制圧すること。

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その結果、15年後には薬物使用率が50%減少した。(>>792参照)