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80代夫婦殺傷事件 孫の男子中学生が複数の刃物所持 埼玉
2018年10月20日 5時02分

埼玉県和光市で80代の夫婦が刃物で殺傷された事件で、祖母に対する殺人未遂の疑いで逮捕された孫の男子中学生が確保された際、複数の刃物を所持していたことが捜査関係者への取材でわかりました。また、死亡した祖父は傷の状況から複数の刃物で刺されるなどしたと見られ、警察は祖父を殺害した疑いでも捜査を進めることにしています。

18日夜、埼玉県和光市本町のマンションの一室で、この部屋に住む夫婦が血を流して倒れているのが見つかり、87歳の夫が死亡し、82歳の妻が大けがをしました。

警察は、事件のあと行方がわからなくなっていた夫婦の孫で15歳の中学3年の男子生徒が祖母の首を刃物で切りつけて大けがをさせたとして、19日、殺人未遂の疑いで逮捕しました。

その後の調べで、男子生徒は川越市内の駅の近くで身柄を確保された際、凶器と見られる複数の刃物をバッグに隠し持っていたことが捜査関係者への取材でわかりました。

また、死亡した祖父は遺体の傷口から複数の刃物で刺されるなどしたと見られるということです。

警察は引き続き事件の動機やいきさつを調べるとともに、祖父を殺害した疑いでも捜査を進めることにしています。