https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181021/k10011680231000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_016

eスポーツ プロライセンス取得大会で熱い戦い
2018年10月21日 19時35分

相手と闘う対戦型のコンピューターゲームを競技として行う「eスポーツ」の大会が東京・江東区で開かれ、プロライセンスの取得を目指すアマチュアの選手たちが熱い戦いを繰り広げました。

対戦型のコンピューターゲームを競技として行うeスポーツは、普及や振興を目指す団体「日本eスポーツ連合」がことし2月に設立され、独自のルールのもとプロライセンスを発行しています。

21日は、このライセンスが取得できる大会が開かれ、全国のアマチュア選手190人が出場しました。

団体によりますと、ライセンスを取ると国内で行われる高額な賞金が出る大会に出場できるメリットがあり、選手たちはコントローラーを駆使し、自分のキャラクターを素早く動かして闘っていました。

会場には大勢のファンも詰めかけ、終盤のきわどい局面で連続で技がきまり勝負がつくと、大きな歓声があがっていました。

都内から出場した32歳の男性選手は「日本では海外に比べて認知度は低いが、eスポーツが世間に認められるのには夢があると思う」と話していました。

日本eスポーツ連合の平方彰専務理事は「対戦競技としてのeスポーツに対する正しい理解が国内では十分得られていないことなどが課題だ。それらを克服し、6年後のパリオリンピックで競技に採用されることを期待している」と話していました。