外国人材の受け入れ拡大に向けた法律の改正案をめぐり、自民党の法務部会で慎重な意見が相次いだことを受け、山下法務大臣は、改正案に理解が得られるよう説明を尽くしていきたいという考えを示しました。

外国人材の受け入れ拡大に向け、政府は臨時国会に新たな在留資格を設ける法律の改正案を提出することにしていますが、22日の自民党の法務部会では、「受け入れる仕事の分野が決まっておらず議論できない」などと慎重な意見が相次ぎました。

これについて、山下法務大臣は閣議のあとの記者会見で「さまざまな意見があったことは承知している」と述べました。そのうえで、「広く理解をいただけるよう説明に全力を尽くしたいし、さまざまな意見についても改めて承りたい」と述べ、改正案に理解が得られるよう、説明を尽くしていきたいという考えを示しました。

2018年10月23日 13時44分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181023/k10011682151000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_001