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東京・目黒区にある保育園で、園児と職員あわせて21人が集団で赤痢に感染したことが分かりました。
このうち、園児2人が入院しましたが、重症の患者はいないということで、保健所が原因などを調べています。

東京都によりますと、目黒区内の保育園に通う4歳の男の子が下痢などの症状を訴えて、医療機関を受診したところ、今月12日に赤痢と診断されたということです。
届け出を受けた目黒区保健所が調べたところ、23日までに2歳から6歳までの園児20人と40代の女性職員1人の、あわせて21人が赤痢に感染していることが確認されました。

このうち園児2人は入院しましたが、回復に向かっていて感染者の中に重症の患者はいないということです。
保健所は集団感染が発生した施設を消毒するとともに、感染原因の特定を進めています。

都によりますと、赤痢の集団感染が都内で発生したのは平成27年4月以来で、都は食事の前やトイレのあとなどに手洗いを徹底するよう呼びかけています。

10月23日 17時39分
首都圏 NEWS WEB
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