米ファンドのベインキャピタルを中心とした「日米韓連合」が東芝から6月に買収した半導体メーカーの東芝メモリが、来年秋にも新規株式公開(IPO)を実施する方向で調整に入ったことが24日、分かった。東京証券取引所第1部に上場し、3年後をめどとしていた目標を大幅に前倒しする。社名も変更し、名実ともに東芝から「独立」することになる。

 早期のIPOは、日米韓連合が巨額な買収資金を回収し、半導体メモリーの世界シェア首位の韓国サムスン電子に対抗するため、潤沢な設備投資の資金を確保するのが狙いだ。東芝メモリのシェアは2位。

2018.10.24.
https://www.daily.co.jp/society/main/2018/10/24/0011758699.shtml