札幌市白石区のマンションで交際女性の14歳の息子の下半身をハサミで切りつけたとして、23日、50歳の男が逮捕されました。いったい何があったのでしょうか…。

 傷害の疑いで逮捕されたのは、北海道由仁町の自称・会社員、湯瀬勝美容疑者(50)です。

 湯瀬容疑者は9月23日午後、札幌市白石区の交際する女性の自宅で、中学2年生の14歳の息子の下半身をハサミで切りつけ、全治2週間のけがを負わせた疑いが持たれています。いったい何が…。

 警察によりますと湯瀬容疑者が息子に「ティッシュ箱を母さんにぶつけろ」と命令したものの、息子が投げた箱がぶつからなかったため息子を物陰に連れて行き犯行に及んだということです。

 息子が中学校の担任に相談したことから事件が発覚しました。一方で近所の住民は…。

 木村洋太記者:「住民によると容疑者とすれ違った際、気さくに挨拶を交わしていて、休日には、子どもたちと遊ぶ姿も見られたということです」
 
 近所の住民:「何で(事件が)起きたのか不思議」

 近所の住民によりますと湯瀬容疑者は、「冗談でやった」とも話していたということです。

 警察によりますと息子は以前にも湯瀬容疑者からの虐待の疑いがあるとして児童相談所に一時保護されていたということです。

 湯瀬容疑者は「ハサミは向けたが切ってはいない」と容疑を否認していて警察が動機などを詳しく調べています。

2018年10月24日 水曜 午後7:02
https://www.fnn.jp/posts/2018102400000012UHB