神戸市と市教育委員会は25日、電車内で女性の体を触るなどして強制わいせつの疑いで逮捕された消防署員の男性(25)ら3人を懲戒免職にするなど、計4件の懲戒処分を発表した。

市によると、同署員は8月、JR神戸線の快速電車内で隣に座った女性の体に触るなどしたとして須磨署に逮捕され、その後釈放。別の日にも同じ女性に痴漢行為をしていたという。

懲戒免職となったのはほかに市立中学校の男性教諭(53)と行財政局の男性職員(63)。男性教諭は7月、須磨区の女性宅に複数回侵入して下着を盗んだという。住居侵入などの容疑で逮捕、起訴された。男性職員は9月、新幹線の車内で後部座席の女性の下半身を携帯電話で盗撮し、愛知県警から任意の事情聴取を受けたという。

このほか、給付申請の関係書類を紛失し、ごまかすために書類を偽造するなどした東灘区役所の女性職員(27)を停職3日間とした。

3人の懲戒免職について、市は「非常に重く受け止めている。職員研修を通じ、公務員の倫理観の醸成などを継続的に行う」としている。

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