およそ3年前に完成したばかりの呉市役所で去年から庁舎にあるガラスの破損が相次いでいて調査の結果、一部のガラスに破損防止処理がされていないことがわかりおよそ1000枚が交換されることになりました。
呉市役所では去年2月から今年6月にかけて3回、庁舎内のガラスが突然破損しました。
庁舎を施工した五洋建設などが調査した結果、設置されている強化ガラスの一部に破損を起きにくくする処理が施されていない物が含まれていたということです。

呉市によりますとガラスメーカーはこの処理がされていなくても基準を満たす強度があるとしています。
しかし庁舎の設計では処理をしたガラスを使うことになっていて五洋建設との協議の結果、庁舎内にあるガラスの大半に当たる997枚を交換することになりました。

【呉市総務課・小山成則課長】
「大変びっくりした、非常に遺憾です。多くの方が利用する建物なのできちんとしてもらいたかった」
一方、破損したガラスは別のメーカーの物もあることから呉市は確認を続けることにしています。

http://www.tss-tv.co.jp/tssnews/000002381.html