2018.10.28 22:19
https://www.sankei.com/smp/affairs/news/181028/afr1810280021-s1.html

 羽田空港で27日、岡山航空の小型機が着陸しようとした際、離陸しようとする別の小型機が同じ滑走路に進入してきたため、着陸をやり直していたことが28日、国土交通省への取材で分かった。同省は、事故につながりかねない重大インシデントに認定した。

 国交省によると、両機はともにビジネスジェット。搭乗者にけがはなかった。管制官は進入した小型機に対し、滑走路手前で停止するよう指示していたという。運輸安全委員会は、航空事故調査官2人を指名し、原因を詳しく調べる。

 27日午後0時40分ごろ、2人が乗った岡山航空の小型機が、B滑走路に着陸するため空港まで約2・4キロの上空を飛行中、10人が乗って中国に向かう予定の個人所有の小型機がB滑走路に進入した。