提供が禁じられている牛の生レバーを提供したとして、京都府警は29日、京都市の飲食店経営者の男(43)を食品衛生法違反容疑で逮捕した。

 発表では、男は今年7月、十分に加熱するよう客に伝えずに生レバーを提供した疑い。

 メニューには「あかんやつ」などと記されており、従業員が「生で食べるかは自分で決めてください」と説明していた。客として来店した府警の警察官が気づいて発覚した。

 男は、メニューの記載について「『焼かないとあかんやつ』という意味だ」と述べ、容疑を否認している。

 府警は29日、同様に生レバーを提供していたとして、宇治市の居酒屋経営者の男(37)、京都市の焼き肉店経営者の男(42)両容疑者を同法違反容疑で逮捕した。

10/29(月) 19:46
読売新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181029-00050147-yom-soci