【イスタンブール共同】サウジアラビア人記者のジャマル・カショギ氏殺害事件で、トルコの検察当局は31日、カショギ氏はイスタンブールのサウジ総領事館に入った直後に窒息死させられ、遺体は切断された上で処分されたと発表した。トルコの検察がカショギ氏殺害の経緯を発表するのは初めて。

 トルコの主任検事は、この日までイスタンブールを訪れていたサウジの主任検事と事件を巡る協議をしていたが、トルコ検察は「具体的な結果は得られなかった」としている。

 事件は10月2日に発生。サウジは当初、総領事館内の格闘で死亡と説明していたが、後に計画的な事件だったと事実上認めていた。

2018/11/1 01:08
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