「ウォームビズ」が始まり、セーターやストールなどを身に着け勤務する環境省の職員=1日午前、東京・霞が関
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 冬の地球温暖化対策として、職場や家庭で暖房の使用をできるだけ控える「ウォームビズ」が1日、始まった。環境省は重ね着などの工夫で、暖房時の室温を20度に設定しても快適に過ごせる生活スタイルの普及を呼び掛ける。来年3月末まで。

 同省の国民生活対策室では、職員がセーターやストールなどを身に着けて勤務。磯辺信治室長は「暖房の温度を抑えることで二酸化炭素(CO2)の削減になる。1度下げるだけでも電気代の節約につながる」と話し、取り組みの重要性を訴えた。

 ウォームビズは環境省が2005年から提唱。認知率は17年度の調査で64・7%と、クールビズの92・4%より低い。

2018/11/1 10:51 神戸新聞
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