「貧乏でも何でも国民も株を買えばいいだけじゃん」って話ではないからね。
どういうことかというと、
たとえば、資産1億を持っている人と資産100万円の人がいるとする。
ある投資で、毎年平均で10%のリターンが見込めるとする時、
資本1億の人はその年に1000万が手に入るが、
資産100万の人はその年に10万円しか手に入らない。
これが10年繰り返されると複利効果により、
資産1億だった人は資産2.6億円になり、
資産100万だった人は資産260万円になる。
元々の差は9900万だったのに、
10年後は2億5740万円の差になっている。
累進税率を強めて金持ちほど税金を高くしない限り、
経済成長する社会の中で格差はどんどん開いていくのは数学的に事前に規定されているという事なんだ。