https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181104/k10011697871000.html

3日、埼玉県の深谷警察署の留置場で、覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されていた46歳の男が
食事をのどに詰まらせ病院に運ばれましたが、その後、死亡しました。

3日午後6時ごろ、埼玉県深谷市の深谷警察署の留置場で、勾留されていた46歳の容疑者の男が
苦しそうにしているのを巡回中の警察官が見つけました。

警察によりますと、男は夕食の食べ物をのどに詰まらせていて、警察官が背中をたたくなどして
吐き出させようとしましたが意識がなくなったということです。

警察官が心臓マッサージなどを施し、男は病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されたということです。

留置場では毎日、午後6時ごろから夕食が提供されていて、男は3日夜、食べ始めた直後に苦しみ始めたということです。

男は先月、覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕され深谷警察署で勾留されていました。

深谷警察署は「警察官の対応に特に問題はなかった。死亡した経緯については詳しく調査する」としています。