法務省大阪入国管理局(大阪市住之江区)の外国人収容施設で6月、最大6人用とみられる居室に収容者17人が入ったまま、職員が24時間以上
施錠を継続したことが4日までの大阪入管などへの取材で分かった。

 収容者らは「狭い部屋への監禁」と非難。大阪入管は1室に集まった収容者が「罵声を発したり扉をたたいたりしたため秩序維持の観点から
事故発生を懸念、施錠を続けた」と説明している。

 入管収容に詳しい仲尾育哉弁護士は「入管側に収容に関する一定の裁量があっても長時間17人を閉じ込める必要性があったのか疑問。
裁量範囲を逸脱した疑いが強い」と批判している。

共同通信
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