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弁護士を起訴 無免許で死亡事故に男にうその供述させた罪
2018年11月5日 20時36分

第二東京弁護士会に所属する32歳の弁護士が、無免許運転で死亡事故を起こした男にうその供述をさせ、車を貸した所有者に捜査が及ばないよう働きかけたとして、犯人隠避教唆の罪で起訴されました。

起訴されたのは第二東京弁護士会に所属する弁護士の江口大和被告(32)です。

起訴状などによりますと、江口弁護士はおととし5月に横浜市泉区で起きた無免許運転の死亡事故をめぐり、車を貸した所有者に捜査が及ばないよう運転していた男にうその供述をさせたとして、犯人隠避教唆の罪に問われています。

これまでの調べによりますと、無免許で車を運転していた男は江口弁護士の指示を受けて「勝手に車を持ち出した」などとうその供述をしたということで、江口弁護士がうその内容の書類を事前に作って口裏合わせを主導していたとみられています。

また横浜地検は、無免許運転の男に同じようにうその供述を指示したとして、車を貸した所有者も犯人隠避教唆の罪で起訴し、うその供述をした無免許運転の男も犯人隠避の罪で起訴しました。

横浜地検は江口弁護士らの認否を明らかにしていません。