【兵庫】山奥の集落・築200年の家に住む最後の住人「廃村も仕方ない」西日本豪雨で道路崩落、除雪できず/宍粟市
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築200年の自宅を離れる栗山文治さん、みつゑさん親子。今年の冬は雪下ろしができないため、家が傷まないか気掛かりだ=宍粟市一宮町河原田
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西日本豪雨で被害が集中した兵庫県宍粟市一宮町河原田地区の山奥に、冬場は雪に閉ざされる「阿舎利」という集落がある。その最後の住人、栗山文治さん(59)、みつゑさん(89)親子が先祖代々暮らした家から生活拠点を河原田中心部に移す準備をしている。集落に通じる唯一の市道が一部崩落したままで今年の冬は除雪車が通れないからだ。来春以降も自宅に戻る回数は減る見込みといい、歴史を刻んだムラがまた一つ廃村の瀬戸際に立たされている。
【写真】豪雨などで漂着ごみが散乱した須磨海岸
被害発生から7日で4カ月になる。河原田中心部から阿舎利に向かう約6キロの狭い道を走った。3キロほど進むと対岸に大規模な土砂崩れの跡があり、川底には大量の流木。少し先で路肩が1メートルほどの幅で崩れ落ちていた。市によると積雪期に除雪車が通るのは危険で復旧時期は未定という。
この先も数カ所で路面が陥没し、電線には倒木が引っ掛かったまま。ようやく森を抜けると、廃屋が立ち並ぶ集落があった。
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阿舎利は標高約600メートルの谷あいにあり、冬場は1〜2メートルの雪に覆われる。終戦直後は10世帯60人ほどが暮らしたが、現在は栗山さんの1世帯2人しか残っていない。
市などによるとたたら製鉄に関わる人々や木地師、修験者が開いたとみられ、播磨国風土記に「鉄を生ず」と記された「金内川」は現在の阿舎利川とする説が有力だ。集落には多くの製鉄遺跡が残るが、ほとんど未発掘だという。
栗山さんの自宅は築200年ほどといい、最も古い位牌には江戸前期の延宝7(1679)年と記されている。文治さんはこの家で5人きょうだいの末っ子として生まれた。
小学3年までは尾根の向こうの溝谷集落(一宮町公文)にあった三方小学校溝谷分校に山道を歩いて通った。当時は阿舎利にも同級生が1人いたが、本校に通う4年になると文治さんだけになり、分校も廃止。冬場は雪で通学できないため小学校近くで下宿し中学卒業後は家を出て働いた。
その頃から、住民は徐々に集落を離れていった。旧一宮町長の故栗山辰雄さんも住人だったが、5期目途中の1988年に死去。旧来の住人は栗山(文治)さん宅だけに。移住者が数世帯あったが、はりま田舎暮らし交流会会長も務めた廣島昭一さんが2年前に死去し、ほかに阿舎利で暮らす人はいなくなった。
文治さんは15年ほど前に体調を崩し、実家に戻った。みつゑさんは「ずっと住んできたからここがええ。町に出たらぼける」。文治さんも「勝手が分かったこの家ならおばあは一人で何でもできる。元気な間はここで暮らしたい」と話す。
ただ最後の世帯になり、行政などから心配されることが増えた。除雪できないとみつゑさんが通院できないこともあり、新たに家を借りた。道路が復旧すればまた阿舎利に戻りたいという。ただ、それもみつゑさんが元気な間だけだ。
「山奥での生活を維持するには、除雪一つでも行政の経費がかかる。迷惑はかけられない。さみしいが、廃村も仕方ない」と力なく笑った。(古根川淳也)
11/6(火) 12:09
神戸新聞NEXT
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181106-00000003-kobenext-l28 >>193
限界集落ごと不要な山林を焼き払えば解決するだろ
杉花粉も飛散量減るしちょうどいい >>築200年の家に住む最後の住人
ラストサムライみたいでカッケー。 >>35
どんな弩田舎かと思えば、アスファルト道路に電柱電線、コンクリ橋に、
川の横もコンクリで整備されてる、橋の向こうに赤いごみ収集BOXもある。
町まで5km程のこぎれいな集落。勿体ないな、みんなが便利な街中に行くだけで
日本もまだまだ土地が余ってる。林業や農業で生計が立ちさえすれば・・・ >>93
お前バカだろw
西日本の集落や街が廃れていったのは戦後からだよ。小泉全く関係ないから。 >>231
せめて宍粟の市街地まで行かんとロクな店ないぞ >>232
>>1 の写真の青い屋根の家と、ココの青い家がどう見ても同じに見えるが テレビでやってた一軒家の人の家は17世紀初頭だったな
この秋でもう終で山降りる言ってたな 「先祖代々の土地」とか意味ないだろ
自分が先祖ならそんな糞田舎の糞土地に縛られず、都会や海外で華々しく活躍する子孫のすがたを見たい >>237
それこそ自由だろ。
この土地でどう生きていくかみたいって思ったっていいわけでw
これは無念だろうなあ。
こんな生活してたら街中なんて息苦しい。逆に都会っ子はこんな所で生きていけない。 住まなくなっても土地の管理と固定資産税は延々と子孫に引き継がれるんだよな
おそろしい 少子化でこれからどんどん家が余ってくるから、何もそんな僻地に住む必要はないw >>225
うちは築100年近い家を解体したが梁、床板、床櫃、床柱等を買いたいという業者が来たよ。
大工の棟梁だった曾祖父が建てた家だったからね。
特に柚子の床柱を欲しがってた。
床の間回りは新居に再利用するので売らなかったけど梁は解体の際に取りにきてもらった。 廃村の空き家を買い取って1人で住めたらなあ
でも自給自足できるレベルじゃないと無理かな >>119
そこの表札廣島ってなってるから
1の2年前に亡くなられた廣島昭一さんのお宅じゃないかな 楽天24とヨドバシ.comからの荷物が翌日配送の地域だったら
クソ田舎でも住めるかな >>242
一年の半分を工場派遣出稼ぎでもして金貯めて、残り半分そこで暮らす
買い物はAmazonパントリーで買えばいい >>222
>たたら製鉄の盛んだった村のお稲荷さんの狐の目は半分潰れてるとか聞いたことある
たたら製鉄の材料である砂鉄の収集には川の流れを利用した。
山から取ってきた大量の砂を川水で漉し、砂と砂鉄を分離する。
砂鉄を採った残りの砂は川に流してしまう。
当然下流の農村との悶着が絶えなかった。
江戸時代には、たたら製鉄は年のうち半分しか操業しないという形で下流の農村との
利益調整がなされていた。
秋の彼岸から春の彼岸の間だけ、つまり米の収穫から春の田植えの農閑期だけ
操業するという形になったのである。
(もちろんその間も炭焼きなどタタラの準備は行われていたはずである。)。
稲荷は農耕神。米作りの神だ。ものが稔るというところから後に商業や工業の神にも
なったが、本来は穀物神である。
たたら製鉄が行われている山の下流の農民は、年の半分は我慢しなければならないと
いうことで、その村のお稲荷さんの目は半分潰れていると言われたのだろう。
なお、たたらの神は金屋子神という女神である。
祭日は春は三月の中子の日と秋は十月の初子の日である。
http://www.hitachi-metals.co.jp/tatara/nnp020607.htm
中子の日とは月の半ばの子の日(ねのび)
初子の日とは月の最初の子の日
操業期間の始めと終わりに合致している。
子の日という包丁屋をみかけるが、どういう意味かと思っていた。
たたら神と関係があったわけだ。 >>240好みの家じゃないけれど
家が建つ家が建つ >>246
なるほど、勉強になったよ
狐の目が半分潰れてるのは、製鉄の時に火を片目で覗くからそっちが失明しやすいのを表してるって読んだ記憶がぼんやりあるんだけど
でもあなたの説の方が正しそう >>223
製鉄に関連するキャラのひょっとこも片方の目だけぎょろ目だけど
昔の製鉄は火を直近で直視しながら仕事するから段々目がやられてしまうんだと
両目やられたら生きて行けないから片目はつぶって守るの
その地域の人のキャラの反映 >>251
>>252は知ってる話だったのかすまん この土日は行楽日和だそうだ
黒尾山はこっからは遠いかな
うん年前の今頃、紅葉と夕焼けが綺麗かった >>1
当たり前だけど土壁がそのまんま江戸時代だな >>202
生れ育った人間が逃げ出す土地に他所から来た人間が定住できるわけがない >>97
わざわざ田舎に行かなくても神戸の街の中でもイノシシ出るから コンパクトシティは日本では無理だな
生まれた土地に固執しすぎる 田舎でも車が通れればありだと思うが、
車が通れないと無理やで。 まぁしかたないだろ。
ある程度の世帯数がないとコミュニティは意地できないもの。 >>66
地図で見ると近くの街まですぐの所じゃねーかよw
もっと四国とか奈良とか静岡とかの山奥集落みたいに
「え?こんなところに住んでるの?」レベルじゃないとインパクトないなw >>259
まあ都市部っていっても山がすぐそこだからな >>109
日本じゃ私有地に入り込んで撮影しているぐらいだからな。 >>204
自治体が金出して移住者を募集するからにはそれなりの税収の仕事についてくれんとあかんけど宍粟市は仕事少ないよ
4〜5年前にとなり町の安富(少し歩けばスーパー コンビニ バス停もある場所)のマンションを180万で売りだしてたから皆そう言う安いとこに引っ越しちゃって空家は誰も住まないのが過疎地の現状だと思う >>258
都会だってそこで生まれ育っても他所にいって戻りたくない人普通にいるけど。
大抵は全く別の地域の都会にいるけどさ。
>>260
だったらこんなに都市に人口集中してないよw
みんな地元も親も親戚捨てて都会に出て戻らないからこうなるわけで。 で、この誰も住めなくなった廃村の土地家屋には税金がかかり続けるの? >>269
かかるよ
所有者が亡くなっても相続権のある人に請求がいく
誰が相続するか決まってなくても請求が行く
寄付採納という制度もあるけど使い道のない土地なんて役所はもらってくれないし
役所がもらってくれるにしても境界の確定なしでは受けとらんだろうな
そうすると土地家屋調査士に何十万も払って境界を確定させなくてはいけない
山の中の土地なんて区画整理を終えたばかりの土地とは違って測量だけでも労力がかかる
日本中でおこっている土地の問題です 分譲マンションを扱う不動産屋と付き合いがあれば稼げるよ
田舎じゃ金にならんよ
人口減って家族が増えないのに新しい家や土地は要らんでしょ
田舎では、不動産屋・建築士・土地家屋調査士・司法書士
の中で一番儲からん >>231
えぇって思うよな
家の前がアスファルトの道路とは・・
こんな過疎の一軒家の前まで舗装されているなんてw >>66
その先の家の人は移住者で
ストビューの2013年の頃は
住んでたけど2015年頃死んだらしい。 とにかく日本の田舎は陰気で狭苦しくて息が詰まりそうだ。
杉や檜が多すぎるのも原因の一つだな。
戦後、日本人特有の勤勉さで隙間もなく植えまくったわけだが、その後放置されて
枝打ちも間伐もせずに大きくなったのが厄介。
林の中や木の下は日も差さず暗い。
>>275
先の家なんか大木の中に建ってる。
庭の雑草みたいに杉や檜が生えてる。
こういう環境で暮らして、自然はすばらしい、なんてとても言えないわな。
日本の山間僻地をどうにかするためには、植林した木の始末を考えなきゃ
一歩も前に進まないと思う。 >>276
花粉症の原因でもあるしね。
放置も多いことだし、ガチで林業やるか国に寄付させるか選ばせるのはどうだろう。
所有していて管理放棄は処罰。
寄付する人は、伐採して広葉樹に植え替えて寄付でも良いし、そのまま寄付でも良い。
そのまま寄付は伐採費と広葉樹植え替え費用、その他手数料を抜いて国からもらえる。
んで、国有林になると防災と環境保護で管理。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています