・鳩山由紀夫元首相が、中国陝西省の西北農林科技大学から名誉教授の称号を授与された
・5日の授与式には鳩山氏が自ら出席し、呉普特学長から名誉教授の招聘状を受け取った
・鳩山氏は北京師範大学のディスティングイッシュトプロフェッサー(抜群教授)に就任も

2018年11月5日、澎湃新聞は、鳩山由紀夫元首相が、陝西省の西北農林科技大学から名誉教授の称号を授与されたと報じた。

5日に行われた授与式には鳩山氏が自ら出席し、呉普特(ウー・プーター)学長から名誉教授の招聘(しょうへい)状を受け取った。

呉学長は「鳩山氏は長きにわたり日中友好を推進し、両国関係の改善や発展のために大きな努力をしてきた。また、両国と両国民の根本的な利益から出発し、日中友好の大原則を堅持して、領土紛争など各種問題を平和的に解決し、武力の使用を避け、東アジアの安全を共に構築するよう力強く呼び掛けてきた。その戦略的な眼光には敬服させられる」とした。

そして「鳩山氏に名誉教授の称号を授与することは、鳩山氏の博識、卓越したリーダーシップに対する敬意であるとともに、国民経済建設強化、農業科学技術教育の大々的な発展、国民生活の改善への努力を賞賛するものであり、日中友好を絶えず促進する姿勢に対する崇高な経緯でもある」と述べている。

これに対し鳩山氏は、名誉教授の称号授与という栄誉に浴したことへの喜びと感謝を示すとともに、今後も力の及ぶ限り日中関係の発展に貢献していくと語った。

鳩山氏は今年3月にも、北京師範大学のディスティングイッシュトプロフェッサー(抜群教授)に就任している。(翻訳・編集/川尻)

2018年11月06日 14時40分 Record China
https://news.nifty.com/article/world/china/12181-659576/