11月06日 19時26分

青森県教育委員会は、公衆浴場で女の子の裸を盗撮したなどとして5日に逮捕された板柳町の中学校教諭を6日付けで懲戒免職にしたと発表しました。

県教育委員会によりますと、この教諭は、8年前から盗撮行為を繰り返していたということです。

板柳中学校の相内貢教諭(51)はことし8月、津軽地方にある公衆浴場で女の子の裸を盗撮したなどとして、建造物侵入と児童ポルノ禁止法違反の疑いで5日に逮捕されました。

これを受けて、県教育委員会は6日、緊急の記者会見を開き、相内教諭を6日付けで懲戒免職の処分にしたと発表しました。

会見によりますと、相内教諭は先月、児童ポルノ法禁止法違反の容疑で警察から家宅捜索を受けたことを県教育委員会に報告し、8年前から同様の盗撮行為を繰り返していたことを明らかにしたということです。

県教育委員会の調べに対し相内教諭は「いけないことだとは思っていたが気持ちを抑えきれなかった」と話しているということです。

記者会見で、県教育庁の田村博美教育次長は「教員としてあるまじき行為で県民の不信を招いたことは極めて遺憾であり、深くおわびを申し上げる」と陳謝しました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20181106/6080002941.html