和歌山県橋本市で、紀ノ川にかかる橋が傾き、路面に大きな亀裂が入っています。県は橋を通行止めにしています。

通行止めになっているのは、橋本市の県道・山内恋野線の紀の川にかかる恋野橋です。橋脚が約2メートル傾き、路面が大きくひび割れています。県は2日から橋を通行止めにし、約3.7キロ離れた国道の橋本橋を迂回路としています。付近の住民は「スーパーとか一切ないので、全部、川向いですんで」「もう、かけがえの無い橋で、一番ショック」と話します。橋を管理する和歌山県伊都振興局建設部の藤本副部長は「今年になって台風が和歌山県をかなり襲った。紀の川の水位もかなり上がったと、徐々に傾いてきていたのかな」と話します。
県は、この橋の近くに1年半後の完成を目指して新しい橋を建設中ですが、通行止めが長期化するため、教育委員会は、通学路に使っている中学生18人にについて、タクシーによる送迎も検討しています。



ABC 11/7 00:30
https://www.asahi.co.jp/webnews/abc_1_001_20181106004.html