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1万円札を偽造し、福岡県内の複数の神社で使用した罪に問われている男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。

通貨偽造・同行使の罪に問われているのは、飯塚市の無職・広田千尋被告(41)です。

起訴状によりますと、広田被告は今年3月から今年4月にかけて、インクジェットプリンターを使うなどして
1万円札10枚を偽造し、福岡市東区の香椎宮など5つの神社で、お守りなどの購入代金として使用したとされています。

7日の初公判で、広田被告は「間違いありません」と、起訴内容を認めました。

検察が「妻の出産費用や生活費に困って、犯行に及んだ」と指摘した一方、弁護士は「被告人は借金の返済に追われていた。
神様なら、この現状を助けてくれるかもしれないと思い、誤った行動に出た」と述べました。