アメリカ カリフォルニア州のバーで男が銃を乱射し、12人が死亡した事件で、現場で自殺したとみられる容疑者の男は、28歳の元海兵隊員だったことがわかりました。男は、軍での経験からPTSD=心的外傷後ストレス障害の疑いがあるということで、警察は犯行に至った詳しい動機を調べています。

7日午後11時半ごろ、カリフォルニア州のサウザンドオークス市にある大学生が集まっていたバーに、突然、男が押し入り、銃を乱射しました。

当時、店内にはおよそ200人がいましたが、この事件で、通報を受けて駆けつけた警察官を含む12人が死亡しました。

目撃者などによりますと、男は、入り口で警備員を撃ったあと、建物の中に侵入して発煙弾のようなものを投げてから銃を乱射したということです。

その後、男は現場で自殺したとみられていますが、地元の警察は、この男が28歳の元海兵隊員だったと明らかにしました。

男は、2008年から2013年まで海兵隊に所属し、その間、アフガニスタンでの従軍経験もあるということです。

警察は、男が過去に異常な行動でトラブルを起こしたことがあり、軍での経験からPTSDの疑いがあるとしていて、関係者から話を聞くなどして犯行に至った詳しい動機を調べています。

2018年11月9日 5時16分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181109/k10011704121000.html?utm_int=news_contents_news-main_002

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