2018.11.9 18:11
https://www.sankei.com/politics/news/181109/plt1811090028-n1.html

 河野太郎外相は9日の記者会見で、韓国の元徴用工をめぐる韓国最高裁判決への河野氏の批判に対して韓国政府が反発していることについて「韓国側のコメントへのコメントはない」と静観する考えを示した。

 韓国外務省当局者が日本政府の抗議に「韓国国民の感情を刺激する発言」などと反論していることについては「日韓請求権協定の話だから、法的な議論以外のことは(焦点になら)ない」と述べた。

 河野氏は6日の記者会見で、韓国最高裁の判決を「国際秩序への挑戦だ」などと強く批判。これに対し、韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相は「日本政府の指導者らの過激な発言を深く憂慮する。妥当でなく賢明ではない」とのコメントを発表していた。