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本格的な雪のシーズンを前に準備が整った。秋田県秋田市の秋田空港で9日除雪作業の安全祈願祭が行われ「雪戦隊なまはげ」の作業員が素早く安全な除雪に努めることを誓った。

「雪戦隊なまはげ」は5年前に結成された秋田県秋田市の秋田空港の除雪チームです。

9日空港にこのほど完成した2つ目の格納庫で建設会社の社員や空港関係者など約50人が今シーズンの作業の無事故を祈った。

雪戦隊なまはげの除雪エリアは滑走路や航空機が待機するエプロンなど約30万平方メートルで今シーズンは秋田市内の建設会社４社が34台の除雪車で対応する。

かつては除雪１回につき45分ほどかかっていたが大雪に見舞われた昨シーズンは平均で26分に短縮された。このスピードは全国でもトップクラス。

秋田空港管理事務所小田嶋平太所長は「『除雪1回30分以内』の目標を掲げているのでそれを必ず達成できるので安心して秋田空港を利用してほしい」と力強く話した。

国際線のチャーター便の増加とともに冬に秋田を訪れる外国人観光客が増える中で「雪戦隊なまはげ」は秋田にとって重要な任務を担う。

「雪戦隊なまはげ」は今月15日から24時間体制で除雪作業にあたる。