第一次世界大戦の終結から11日で100年になることを記念して佐世保市で戦没者の追悼式典が開かれました。

佐世保市の市民文化ホールで開かれた9日の追悼式典には、アメリカ海軍佐世保基地のほか海上自衛隊・陸上自衛隊の隊員ら約120人が参列しました。

第一次世界大戦ではアメリカ兵約11万7千人と日本兵約800人が犠牲となりました。式では青島やロシアなど主な戦地17か所の名前が読み上げられ、戦没者に祈りの言葉が捧げられました。

挨拶に立ったアメリカ海軍佐世保基地のストーリングス司令官は「今も世界は完全に平和とは言い切れないが、戦没者の意思を引き継ぎ、より平和な世界を目指すため、努力し続けなければならない」と述べました。

アメリカ海軍では終戦記念日の11月11日にあわせ毎年式典を開いていますが、自衛隊が参加したのは今回が初めてです。

11月10日 12時38分
NBC長崎放送
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