独り立ちに向けた準備を前に、寄り添うジャイアントパンダのシャンシャン(左)と母親のシンシン=12日午前
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上野動物園(東京都台東区)は12日、雌のジャイアントパンダ「シャンシャン」が13日から独り立ちの準備を始めるのを前に、母親のシンシンと一緒に過ごす姿を報道陣に公開した。

シャンシャンは13日から午前中のみシンシンと別居し、段階的に別々の時間を増やしていく。1歳半となる12月をめどに完全に単独で生活する予定で、一日中、共に過ごすのは12日が最後。シャンシャンはシンシンとじゃれ合ったり、仲良く一緒にササを食べたりしていた。

シャンシャンは5日の身体検査で体重が約37キロとなり、永久歯が生えるなど親離れの時期が近づいていた。
 
渡部浩文副園長は「順調に成長してようやくこういう時期を迎えた。しっかり独り立ちしてもらいたい」と話した。

(2018/11/12-10:56)
時事ドットコム
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