【モスクワ=畑武尊】ロシアのウシャコフ大統領補佐官(外交担当)は11日、パリでの第1次世界大戦終結100周年記念行事に合わせてプーチン大統領とトランプ米大統領との首脳会談が行われなかったことについて、フランスの要請で会談見送りを余儀なくされたと明らかにした。

ウシャコフ氏は国営テレビで、「フランスが非常にしつこかった」と述べ、不満を示した。仏側が記念行事がかすむことを懸念したためという。ロシアは10月下旬、パリで米露会談を実施すると発表していた。

2018年11月13日 18時29分
YOMIURI ONLINE
https://www.yomiuri.co.jp/world/20181113-OYT1T50069.html

■他ソース
米ロ首脳がパリで接触 G20での首脳会談で合意
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3763515012112018000000/
ロシア大統領府によると、米ロ首脳はパリで会談する予定だったが、記念式典を主催するフランス政府からの要請で見送ることになったという。米ロ会談に注目が集まるのを避ける狙いがあったとみられる。