0001アルカリ性寝屋川市民 ★
2018/11/13(火) 20:16:11.11ID:CAP_USER9運転しながらでは全容が分からない。インフラ構造物はどこかお堅い−。そんなイメージを払拭しようと、阪神高速道路会社(大阪市)が初めて企画。解説パネルの作成や資料収集は全て愛好家の社員が担った。仕掛け人である広報担当課長の尾幡佳徳さんは「ここまでJCTにスポットライトを当てたのはおそらく日本初」と太鼓判を押す。
航空写真コーナーでは、各地のJCTに型名を付けて解説する。湊川JCT(神戸市長田区)など美しいひし形が特徴なのが「十字ダイヤモンド型」。尾幡さんによると、広い土地のない都市部の2路線交差では最も一般的で、下から見上げたときの重厚さが魅力。「西の横綱」とされる阿波座JCT(大阪市西区)もこれに当たる。
四つの右折渡り線をループ状に配置した「クローバー型」は「かわいい」と評判だ。立体交差を減らす利点がある半面、広い土地が必要で、日本では鳥栖JCT(佐賀県鳥栖市)のみ。尾幡さんは「走れば幸せになるかも」とほほえむ。
右左折ともに進行方向に向かって回るため走りやすい「タービン型」は風車のよう。また、複雑な交差から「走って楽しい」と評される大山崎JCT(京都府大山崎町)などの「特殊型」も網羅する。
立体構造物としての魅力に迫りたいなら、模型がお薦め。自由に触れるミニチュア模型や、開くと畳まれていた模型が立ち上がる「飛び出す絵本」式の貴重な資料も。「立体派」を自負する尾幡さんは「複雑怪奇な構造を簡単に理解でき、手軽に持ち運べるのが画期的」と力を込める。
他にも「下から派」の写真家大山顕さんによる夜景写真や、「上から派」の愛好家として知られる柳瀬直裕さんの同人誌、JCTをテーマにしたボードゲームなどがそろう。各日希望者30人に、西船場JCT(大阪市西区)の模型が作れるペーパークラフトシートがプレゼントされる。
複雑に道路が絡み合う阿波座ジャンクション。夜景スポットとしても人気=大阪市西区
https://i.kobe-np.co.jp/news/sougou/201811/img/d_11815835.jpg
クローバーの形をした佐賀県鳥栖市の鳥栖ジャンクション。国内では非常に珍しい
https://i.kobe-np.co.jp/news/sougou/201811/img/d_11815837.jpg
下からでも造形美が楽しめるジャンクション=大阪市西区
https://i.kobe-np.co.jp/news/sougou/201811/img/d_11815838.jpg
端正なひし形が美しい神戸市長田区の湊川ジャンクション
https://i.kobe-np.co.jp/news/sougou/201811/img/d_11815836.jpg
神戸新聞NEXT 2018/11/13 11:30
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201811/0011815833.shtml