福島第一原発の事故を巡り旧経営陣3人が強制的に起訴された裁判で、検察官役の指定弁護士による論告求刑が来月26日に行われることになった。

東京電力の元会長・勝俣恒久被告ら旧経営陣3人は、福島第一原発の事故を巡り、業務上過失致死傷の罪で強制的に起訴されている。

14日の裁判では、福島県大熊町の双葉病院から避難する際に死亡した患者の遺族が法廷で意見を述べた。
遺族の1人は「何かしらの対策をとっていれば他の原発のように事故を防ぐことができたと思うとやるせない。
誰一人、責任を取っていないのが悔しいです。死んでも許すことができない」と厳しい処罰感情を述べた。

次回の裁判は来月26日に開かれ、検察官役の指定弁護士による論告求刑が行われる予定。

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