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東武鉄道 2台目の蒸気機関車を車両基地に運び込み 埼玉
2018年11月14日 16時37分

去年、51年ぶりに蒸気機関車を復活させた東武鉄道が、2台目の運行を始めるために譲り受けた車両を基地に運び込む作業が、埼玉県久喜市で行われました。

作業は久喜市にある東武鉄道の車両基地で行われ、2台の大型のクレーンで車両をつり上げてトレーラーから線路におろす作業が報道機関に公開されました。

東武鉄道は、沿線の観光振興を図ろうと栃木県日光市を走る東武鬼怒川線の12.4キロの区間で、去年8月、51年ぶりに蒸気機関車の運行を復活させました。

しかし、1台だけだと検査のため運行できない期間があるため、東武鉄道は昭和50年まで走ったあと、北海道の倉庫に保存されていた別の蒸気機関車「C11」を新たに譲り受けました。

東武鉄道は、およそ2年間かけて検査や修理をしたうえで、できるだけ早く運行を始める計画です。

蒸気機関車の復活を担当している東武鉄道の須藤和男さんは「多くのファンの期待に応えられるようきっちりと整備して当時の走りを復活させたいです」と話しています。

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