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2018/11/16(金) 03:32:06.96ID:CAP_USER9東京外為市場ニュース
2018年11月15日 / 18:45 / 39分前更新
ユーロ圏金融・債券市場=独連邦債利回り低下、ブレグジット問題巡りリスク選好低下
[ロンドン 15日 ロイター] -
<金利・債券>
米東部時間12時17
分
*先物 清算値 前日比 前営業日終 コード
盤
3カ月物ユーロ 100.32 0.00 100.32
独連邦債2年物 112.01 +0.06 111.95
独連邦債5年物 131.76 +0.28 131.48
独連邦債10年物 160.81 +0.67 160.14
独連邦債30年物 176.72 +1.14 175.58
*現物利回り 現在値 前日比 前営業日終 コード
盤
独連邦債2年物 -0.627 -0.024 -0.603
独連邦債5年物 -0.232 -0.039 -0.193
独連邦債10年物 0.363 -0.038 0.401
独連邦債30年物 1.033 -0.025 1.058
ユーロ圏金融・債券市場では、独10年債利回りが約2週間ぶりの水準に低下した。
英国で欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)の暫定合意案が閣議了承されたことに抗議してラーブ離脱担当相が辞任し、メイ首相が厳しい局面に直面する中、リスク選好度が低下し安全資産としての独邦債に買いが入った。
英10年債利回りも15ベーシスポイント(bp)低下。アナリストによると、英国債に対しても安全資産としての買いが入ったほか、英利上げ観測の後退も反映している。
ユーロ圏では高格付け国債を中心に利回りは4─5bp低下。独10年債DE10YT=RR利回りは5bp低下の0.35%と、約2週間ぶりの低水準を付けた。
ラボバンクの金利ストラテジスト、リン・グラハム・テイラー氏は「英国の動きを受け、ユーロ圏は『リスクオフ』ムードになっている」と指摘。「ブレグジット問題による波及的な影響で、ユーロ圏周辺国の利回りスプレッドも拡大している」と述べた。
ブレグジット問題で世界的に先行き不透明感が高まり、リスク選好度が低下する中、スペインやポルトガルなどのユーロ圏周辺国の国債利回りには上昇圧力がかかっている。
みずほの金利ストラテジスト、アントワーヌ・ブーベ氏は「政治的な先行き不透明感は当面は払拭されない」との見方を示した。
ただイタリア10年債利回りは3.50%と安定的に推移。2019年予算案を巡り、コンテ首相が制裁金の回避に向け欧州委員会とともに取り組んでいく姿勢を示しているとの報道が好感され、イタリア国債利回りは低水準で取引を開始していた。