米フェイスブック(FB)は15日、今年1〜9月に計21億件を超える偽アカウントを削除したと発表した。「フェイク(偽)ニュース」や政治的プロパガンダの拡散に悪用されていた恐れがある。

FBによると、削除したアカウントの件数は、全体の3〜4%にあたるという。1〜3月に約5億8300万件、4〜6月に約8億件、7〜9月に約7億5400万件を削除した。

あらかじめ削除されることを想定し、コンピューターで自動的に次々とアカウントを作り出している例もあり、そうしたアカウントも今回削除の対象となった。

FBを巡っては、2016年の米大統領選で偽ニュースの拡散が問題となった。

マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は15日、投稿内容を削除するかどうかを判断する第三者機関を19年中に設置する考えを示した。

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