去年、東京・港区の飲食店で19歳の女性に暴行を加え死亡させた罪に問われた男の裁判が始まり、弁護側は、犯行当時、心神耗弱状態だったと主張した。

伊藤英治郎被告は去年7月、飲食店従業員の与島稜菜さんに対し、髪をつかんで引きずり、顔面を足で踏みつけるなどの暴行を加え、死亡させた罪に問われている。

与島さんは当時、シングルマザーとして2歳の娘を育てていて、事件現場の飲食店で働いていた。

19日の初公判で伊藤被告は、起訴内容について「間違いありません」と認めたが、弁護側は伊藤被告には当時、暴行する動機もなく、記憶がなくなるほど酒を飲んで心神耗弱の状態だったと主張し減刑を求めた。

一方、検察側は、飲酒していたものの、責任能力はあったと指摘した。

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2018年11月19日 12時12分 日テレNEWS24