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容疑者18人、欧州渡航を禁止へ=独が制裁表明−サウジ記者殺害
2018年11月19日 21:39 
発信地:ドイツ [ 例外 その他 ]

【11月19日 時事通信社】ドイツのマース外相は19日、サウジアラビア人記者ジャマル・カショギ氏がイスタンブールのサウジ総領事館で殺害された事件をめぐり、サウジ国籍の容疑者18人について、ドイツへの入国を禁止する制裁措置を取ると表明した。この結果、欧州諸国間で入国審査を免除する「シェンゲン協定」加盟国への入国もできなくなる。ブリュッセルで記者団に語った。

 マース氏は18人の身元については明かさなかったが、ムハンマド皇太子は含まれていないとみられる。

 マース氏は、今回の措置は英国、フランスと協議をしたとした上で、「事件については依然として、回答よりも疑問が多い」と指摘。サウジ側の説明が不十分であれば「一段の措置」も検討すると強調した。(c)時事通信社