11月19日 19時06分

青森県の沿岸では、朝鮮半島からとみられる木造船の漂流や漂着が相次いでいますが、19日、つがる市の海岸でも船の残骸が見つかり、海上保安部が調べています。

警察によりますと、「きのう、つがる市の海岸に、木造船が打ち上げられているのを見つけた」と、近くを通った人から19日、通報がありました。

打ち上げられていたのは、車力漁港の北側の砂浜です。船の形をとどめておらず、長さ5メートルほどで、船の中央の部分のように見えます。

エンジンやスクリューはついていませんでした。

警察や青森海上保安部が調べた結果、残骸の周りに人はおらず、遺留物もなかったということです。

残骸が見つかった当初はハングルの書かれた板が近くにあった、という情報もあることから、海上保安部では、朝鮮半島から流れ着いた木造船とみて調べています。

青森県の沿岸では、朝鮮半島からとみられる木造船の漂流や漂着が相次いでいて、海上保安部によりますと、県内の海岸で漂着が確認されたのは、ことしに入ってこれが14隻目です。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20181119/6080003068.html