兵庫県姫路市の製鉄記念広畑病院で平成27年、内視鏡検査の際に精製水と誤ってホルマリン液を投与し、患者に傷害を負わせたとして、県警が業務上過失傷害容疑で臨床工学技士の男性(29)と60代の男性医師を近く書類送検する方針を固めたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。

 同病院では27年7月、内視鏡検査を受診した当時70代の男性患者が十二指腸に10%ホルマリン液を120ミリリットル注入され、後遺症があるとして県警に告訴していた。
 捜査関係者によると、技師が取り違え、医師も確認を怠った疑いがある。

https://www.sankei.com/affairs/amp/181120/afr1811200024-a.html