ファミリーマートは21日、製パン企業9社が参加した「うまいパン決定戦」を開くと発表した。各メーカーが開発したパンを全国各地のファミリーマートで販売し、販売金額を競う。消費者参加型の企画として、新たな看板商品の発掘につなげる。

うまいパン決定戦には山崎製パンやフジパン(名古屋市)、敷島製パン(同)などが参加する。全国を5つの地域に分け、11月27日から12月17日までの販売金額を競う。各地域で最も売れた商品は2019年1月下旬から改めて販売する。

各社はフルーツをテーマに商品を開発した。例えば、山崎製パンは白いビスケット生地をかぶせたメロンパンで2種のクリームを包んだ「白いメロンパン(赤肉メロン入りクリーム&ホイップ)」(138円)を売る。

企画のきっかけはファミリーマートの沢田貴司社長が「メーカーの英知を集めていい商品を作ってもらいたい」と発案したことだという。21日の発表会で沢田社長は「おいしい商品をお客様に届けることがゴールだ」と話した。

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ファミマ公式
http://www.family.co.jp/campaign/spot/1811_umaipan_cp.html

2018/11/21 14:31
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3802590021112018HE6A00/