☆ 夜の政治スレです

自民、公明両党は21日、外国人労働者の受け入れを拡大する出入国管理法改正案について、27日の衆院通過を期し審議を強行していく姿勢を鮮明にした。
これに対し、野党は山下貴司法相の不信任決議案提出も視野に徹底抗戦する構え。
与野党の攻防は今後、一段と激しさを増しそうだ。

改正案は21日の衆院法務委員会で実質審議入り。
この後の理事会で、定例日ではない22日に質疑を続行することを葉梨康弘委員長(自民)の職権で決めた。
22日には参考人質疑を行うことも既に職権で決定済み。与党は審議時間を着実に積み上げ、採決の環境整備を図る方針だ。

野党は火、水、金曜日の定例日以外の法務委開催に反対。
理事会後、野党筆頭理事を務める立憲民主党の山尾志桜里氏は記者団に、「論外だ。国会の充実した審議の底がどんどん抜けていく」と批判した。

自公両党の幹事長、国対委員長はこれに先立つ定例会談で、改正案の審議日程について協議。
12月10日までの会期内成立を目指すことを改めて確認した。

これに対し、立憲など主要野党は国対委員長が会談し、法務委での十分な審議時間の確保を要求することで一致した。
ただ、日本維新の会は独自に改正案の修正協議を行うことで与党側と合意。
維新など一部野党を取り込み、国会審議を乗り切ろうとする与党の戦術に沿った動きが顕在化した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018112100925&;g=pol