台湾QNAPは19日(台湾時間)、デュアルCPU搭載のPCIe接続アクセラレータカード「Mustang-200」を発表した。価格は未定。

 ラインナップはCore i7-7567U、DDR4メモリ8GB×2、8GB eMMCとIntel 600P 512GB SSDの一式を2つ搭載した「Mustang-200-i7-1T/32G-R10」、Core i5-7267UとDDR4メモリ8GB×2、8GB eMMCとIntel 600P 512GB SSDの一式を2つ搭載した「Mustang-200-i5-1T/32G-R10」、Celeron 3865U、DDR4メモリ2GB×2、8GB eMMCの一式を2つ搭載した「Mustang-200-C-8G-R10」の3つを用意する。

 PCI Express 2.0 x4で接続するカードで、対応NASに取り付けることで、2台のNASと同じパワーのコンピューティング性能とトランスコーディング効率向上を実現できるとする。

 カード上の各システムは10GbEチップを備えており、独立したIPが割り当てられ、ホストのNASシステムからは、Mustang-200は10GbEで接続された2つの独立したシステムとして見える。各システムには、iSCSIまたはVJBODから、ホストのストレージ容量をマウントできる。

 このとき、ホストNAS上のネットワークインターフェイスを使用して、Mustang-200は外部ネットワークとの接続も可能。

 OSは独自の「mQTS」が動作し、同社の「QTS」と同じバリエーションのアプリをインストール/実行できるという。
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